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2022.02.18
  • お知らせ

むし歯菌は砂糖がだいすき!

こんにちは。
あっという間に2月を迎え、いつの間にかバレンタインデーの時期ですね💛
いろんなお店でチョコレート商品が出ていて誘惑に打ち勝つのが大変です(笑)

ところでみなさん、チョコレート=むし歯になる!と思っている方が多いのではないでしょうか?

今日は、チョコレートとむし歯の関係についてお話したいと思います♪

むし歯菌は砂糖がだいすき!

むし歯の原因となるむし歯菌は、砂糖などの糖分が大好物です!

甘くておいしいお菓子には砂糖がたくさん含有されています。
チョコレートだけではなく、キャラメルや飴は、口の中により長く滞在するのでよりむし歯になりやすいです!

砂糖を摂取すると、むし歯菌が“グルカン”という物質をつくり歯垢を形成します。
その歯垢から酸が発生され、この酸によって歯が溶かされてしまいます。

ですが口の中には唾液があり、唾液が酸を中和してくれますが、それ以上にたくさんの砂糖を摂取すると歯が修復される時間がなく、歯の硬組織の主成分である“ハイドロキシアパタイト”を溶かしてしまい、むし歯ができてしまいます。

このように、甘いものを食べるとむし歯になりやすいのは砂糖が原因です。

チョコレートは健康食品!?

甘いミルクチョコレートは砂糖がたくさん入っているのでむし歯になりやすいですが、実はチョコレートの中でもカカオ含有量が70%以上のハイカカオチョコレートにはカカオポリフェノールが含有されていて、この成分には抗酸化作用があり、老化防止・動脈硬化の予防・血糖値の上昇を抑えることが期待できるのです!

他にも近年では認知症に関連があるとされているBDNF(脳由来神経栄養因子)に働きかけて脳の認知機能も高めるという研究報告もあり、美容や健康維持だけではなく認知症予防にも効果的と言われています。

チョコレートには悪い面だけではなく健康に良い面もたくさんあります!

チョコレートを食べるとむし歯になるけど、食べたい!
じゃあどうしたらむし歯を防げるの???

それは…

★★★ 食後の歯磨き ★★★

酸を発生し歯を溶かす前に、食べたあとはしっかり歯磨きをすることがとても大切です。

砂糖のとりすぎはむし歯だけではなく体全体にも影響するので

食べ過ぎない事や、時間を決めて間食をするのにも気を付けましょう!

では食後の歯磨きを怠らず、素敵なバレンタインをお過ごしくださいね😊✨

歯科衛生士 木村