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2023.05.25
  • お知らせ

脱マスクの今!

最近はぽかぽか陽気で暖かく、日中は汗ばむほどになってきました。
3/13よりマスクの着用が個人に委ねられ、以前よりは外す方も増えてきたのではないでしょうか。
とはいえ、マスク生活に慣れ切った今、“脱マスク派”と“着マスク派”にわかれそうですよね。

美容関連の実態調査では、脱マスク生活までにしておきたいケアとして、
「矯正、ホワイトニング、口臭など口腔内」が62.5%と肌の悩みを抑え、一番多い結果となりました。
それだけ、マスク生活で隠れていた部分に対しての美容意識が高まっているのがわかります。
その中でも一番手軽に始められるのが口臭ケアです。

皆さんは口臭ケアとしてなにを実践されていますか?
歯磨きやタブレット、薬用マウスウォッシュ、水分をしっかり摂ることが一般的と思います。

ただ意外と知られていない口臭ケアの一つが舌磨きです。

舌磨きをする必要性

実は、口臭の原因の6割は舌苔(ぜったい)からきているという調査結果があります。
舌苔とは、舌にある味蕾(味を感じるちいさな器官)
という細かい突起の隙間に、細菌や食べ物のかす、
口内の粘膜がはがれたものなどが付着したものであり、
簡単に言うと細菌のかたまりです。
その原因となる舌苔を取り除くことを舌磨きといいます。

舌磨きの仕方・動かし方

磨く際はハブラシを使っても構いませんが、舌はとてもデリケートな組織です。舌の粘膜や味を感じる味蕾を傷つけないよう、専用の舌ブラシで軽い力で行いましょう。
歯磨き粉は、研磨剤や発泡剤が含まれている場合も多く、舌乳頭が剥がれ落ちてしまう恐れがあるため、水だけで行いましょう。
舌ブラシは「奥から手前」に優しく5~6回動かしましょう。
ブラシを手前から奥に動かしたり、前後に往復させたりするのはやめましょう。
舌苔をのどの奥へ送り込んでしまう危険があります。

舌磨きの頻度

舌を磨きすぎると、味蕾を傷つける恐れがあるため、1日1回、水で濡らして、舌苔の付着量が多い朝に行いましょう。
歯磨きの前がおすすめです。歯磨きの後に行うと、細菌や汚れが口の中に広がり、逆に口臭を悪化させる恐れがあります。

◆薬用マウスウォッシュの使用◆

舌磨きの時間がないとき、舌を磨くと気持ち悪くなる時などは、殺菌作用のある薬用マウスウォッシュの使用がおすすめです。
舌ブラシと併用する場合は、舌磨きの後に行うと効果的です。

脱マスクの考え方には賛否ありますが、マスクを着ける、外す、どちらを選択した時も口臭の気にならない爽やかなお口にしませんか。

分からないこと、気になることがありましたら、お気軽にスタッフまでお声掛けください。全体のメインテナンスも兼ねてお待ちしています(^^)

歯科衛生士/小林