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だらだら食べがムシ歯の原因!?
あけましておめでとうございます!
すがわら歯科・助手の市原です!
皆さんは年越しそばやおせちなど、食べましたか?
年越しは色々な美味しい食べ物があり、いつもより食べ物を食べる時間も増えると思います。
そこで新年始めのテーマは【だらだら食べでムシ歯ができる】です。
以前のブログで“細菌が食べ物に含まれる糖質を摂取し歯垢を作り、細菌が増殖し、酸を出して歯を溶かしていく”とお伝えしました。
これらのことを脱灰(だっかい)といいますが、唾液の中には酸を中和して、歯の表面を修復し歯を強くする働きがあります。
一日中、だらだらと食べていると、脱灰の時間が長くなり、唾液の働きが追いつかず、ムシ歯ができやすくなってしまいます。
間食をとる際は、何度も分けて食べるのではなく、食事をとった後に甘いものを食べる等、一度にまとめて食べ、だらだらと食べないような習慣をつくることをオススメします。
食事とおやつの時間はきちんと決め、何も食べない時間を作ってあげる事もムシ歯予防には大切です。
食事をとった後はその都度歯磨きをするのが理想ですが、毎回歯を磨くのは大変と思う方は食後にうがいをするなど、歯についた食べカスを洗い流すようにしてあげましょう。
しかし、就寝前の歯磨きは必須です。
唾液は寝ている間、分泌量が減ってしまう為、唾液の働きができない状態になってしまいます。歯磨きをしないまま寝てしまうと、寝ている間、ムシ歯になりやすい環境を作っています。
寝る前は必ず歯を磨き、綺麗な歯にして寝るようにしましょう。
また、ジュースや乳酸飲料、炭酸飲料(糖を含んだ飲み物)は歯が溶けやすい環境になる為、水分補給をする際は無糖のお茶や水を飲む事をおススメします。
ジュースが飲みたい時はおやつの時間だけ飲む、とルールを作るといいかもしれませんね。
これらのことを気を付けるだけでも、ムシ歯になるリスクを減らすことができます!
ただ、自身のケアだけでは、完全に歯垢を取り除けるわけではないので、定期的な歯のクリーニングをして歯周病やムシ歯になりにくい歯にしていきましょう!
本年もどうぞ宜しくお願いします!