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2024.10.24
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食欲の秋

10月に入り、だんだん過ごしやすい秋の気候になってきました🍁

秋ときくと、読書の秋、芸術の秋、実りの秋、スポーツの秋などたくさん思い浮かべると思いますが、やっぱり一番は「食欲の秋」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

秋の旬な食べ物である秋刀魚などの魚類はカルシウムビタミンD、きのこ類にもビタミンDが豊富に含まれ、歯の再石灰化を促進する作用や、骨が解けるのを抑えてくれます

柿やみかんなど果物類ではビタミンCには免疫力を高める働きがあります。

他にも、さつまいもや椎茸、南瓜や栗など秋に美味しいものを挙げるときりがありません。

そんな秋の味覚を楽しむためには、お口の健康がかかせませんよね。

食事をおいしく食べるためには、歯が重要な役割を持っています。

8020推進財団の調査によると、

「食事がとてもおいしい」と感じている人は平均20本の歯が残っていたのに対し、

「食事がおいしくない」と感じている人は平均11本しか歯が残っていませんでした

また、歯の本数によっても食べられる食材も変わってきます。

  • 食べ物を咀嚼し、しっかり噛み砕き、すり潰せる(最低で20本必要)
     ⇒ 味の旨味成分を感じることができる
     ⇒ 食事がおいしく感じる
      

 

平均11本しか歯が残っていない場合

  • 食べ物を噛んですり潰す作業が十分にできず、丸呑みに近い状態になる
     ⇒ 味の旨味成分が感じられない
     ⇒ 食事がおいしく感じない(義歯装着時は義歯の味がする)

このように、歯が抜けると食べられるものが限られてしまうだけでなく、食事がおいしく感じなくなるという調査結果が出ています。

他にも、歯の本数が減る・咀嚼力が減少する等の口腔機能の衰えは、身体機能や認知機能が低下するフレイル(虚弱)とも深い関係があるとされ、全身の健康にも大きく影響することが分かっています。

今後、後悔しないためにも、しっかりと口腔ケアを行い、丈夫で強い歯を目指しましょう。


すがわら歯科も秋仕様に模様替えしたので、検診も兼ねてぜひ足を運んでみて下さいね🎃🍁


歯科衛生士/小林