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2022.03.10
  • お知らせ

いつまでもおいしく食事を楽しみ健康でいるために

こんにちは。すがわら歯科受付の杉田です。
朝晩はまたまだ冷え込みますが、日中は春の訪れを感じる暖かな日が増えてきましたね。
「一月往ぬる二月逃げる三月去る」などと言う言葉もありますが、気づけばもう3月・・・過ぎる月日の速さを痛感しております。
日々を無駄にせず大切に過ごさねば、改めて思う今日この頃です。

さて、今回は「8020運動」についてご紹介していきます。
みなさんはこの言葉耳にしたことがありますか?

8020運動って何?

8020(ハチマルニイマル)運動とは、平成元年から厚生省(当時)と日本歯科医師会が推進している「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動です。
80歳は当時の日本人の平均寿命。つまり生涯に渡り健康な歯を20本以上残すことを提唱しています。

なぜ“20本”なの?

人間の永久歯の数は親知らずを除いて28本。
そのうち20本以上歯が残っていれば食べ物の咀嚼にほぼ問題がないとされています。
厚生労働省の2013年の調査「何でも噛んで食べることができる人の割合」でも19本以下との差は歴然です(下図参照)。

厚生労働省 平成25年国民健康・栄養調査報告
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/eiyou/h25-houkoku.html

充実した食生活の為により多く健康な歯を残すことの重要性がおわかりいただけると思います。

歯の本数が減ることによるその他のリスク

健康な歯が減ることのリスクは食事面だけではありません。
残った歯で無理に食べ続けると噛み合わせのバランスが崩れ、顔や体の歪みにつながります。
またしっかり噛みにくくなる事により脳の働きに影響を及ぼし、アルツハイマー病や認知症のリスクが1.5倍になり、さらに転倒リスクが増すという研究データもあります。

お口の中の環境を整えることは、美味しく食事を楽しむのはもちろんですが、身体の健康にもつながり、いつまでも元気で若々しく過ごせます。
ぜひみなさんも8020目指して身体全体の健康を守りましょう!
そのお手伝いをすがわら歯科でさせていただきます。皆様の来院をお待ちしております。