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2021.12.21
  • お知らせ

ホームケアの相棒!歯ブラシの選び方

こんにちは。すがわら歯科・受付の杉田です。
ここ数日で一段と気温が下がり、いよいよ冬本番の到来を感じますね。
寒いのが苦手な私はついつい動くのが億劫になりがちですが、年末年始はイベント一杯!
当院でも間もなくやってくるクリスマスに向けて、小振りながら存在感のあるクリスマスツリーが日々患者さんをお迎えしていますよ。まだまだ気軽な外出は難しい日々ですが、ご来院の際はぜひ季節を感じて帰ってくださいね。

以前のブログで「虫歯」「歯周病」についてお伝えしましたが、第4回目の更新となる今回は口の健康を守るためのホームケアの必需品「歯ブラシ」についてお話ししていこうと思います。

歯を失う原因の変化と歯ブラシ選び

近年の調査で発表された歯を失う原因となる疾患は1位が歯周病(約4割)、2位が虫歯(約3割)となっています。この2つだけで全体の7割近くを占めています。
また、画像の通り年齢が上がるにつれてそれぞれの割合は大きく変化していき、歯周病は30代から急増、40代で虫歯を逆転します。

そうなれば当然、歯ブラシも症状に合わせて選ぶ必要があります。以下、当院で取扱いのある商品を参考に特徴を紹介していきます。

① GCルシェロB-10M

主に虫歯予防〜治療中の方にお勧めのベーシックタイプ。先端部が虫歯リスクの高い臼歯(奥歯)にもしっかり届く山形で長さも後列より長くなっています。毛先の形はプラークをしっかり落とせるラウンド型。

GCルシェロ P-10M

主に歯周病予防〜治療中の方にお勧めのぺリオタイプ。段差植毛の長い毛がテーパー毛で歯周ポケットに入りやすく、短い毛はラウンド型でプラークもしっかり落とせます。こちらも先端部は山形で臼歯にしっかり届きます。

このように毛先の形状だけ見てもそれぞれ特徴があることがおわかりいただけたと思います。

毛の硬さやヘッドのサイズについて

続いて毛の硬さやヘッド(ブラシ部分)の大きさについてお勧めを紹介します。

① 硬さ

ふつう・・・歯肉が健康でプラークをしっかり落としたい方にお勧め。

柔らかい・・・歯肉が腫れて痛む方、出血のある方は柔らかいソフトタイプの使用が〇。

② ヘッドの大きさ

標準(10シリーズ)・・・下記に該当しない大人の方。

小さめ(20シリーズ)・・・手や口が小さな女性や10代(混合歯列期)の方。

大きめ(30シリーズ)・・・歯磨きの時間をしっかり取れない方や手を動かしにくい方など負担を軽減したい方

歯ブラシの交換目安

最後に歯ブラシの交換目安をご紹介します。取り替え時期がわからずに何ヶ月も同じ歯ブラシを使っている、なんて方いらっしゃいませんか?
長期間同じ歯ブラシを使用すると菌が増殖しとても不衛生です。また、毛先の開いた歯ブラシでは汚れをしっかり落としきれません。
交換時期は毛先が開いたら。毛先の開きがなくても約1ヶ月を目安に交換しましょう。

歯ブラシ含むケア用品でお悩みの際はぜひ来院の際にご相談くださいね。今回ご紹介した商品は店頭でも取り扱っておりますので、ご希望の際はお声がけください。

最後に年末年始の診療についてご案内です。
すがわら歯科の年内の診療は28日午前までとなっております。最終週は混雑が予想されますので、ご予約の際はお早めのご連絡をお願い致します。
年始は4日から通常通り診療再開となります。

長文となりましたが最後までお読みいただきありがとうございました!
来年もスタッフ一同、地域の皆様に愛される歯科医院を目指して頑張ってまいりますのでよろしくお願いします。
どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。

画像引用:株式会社GC ホームページ